家康の呪い

平和な時代は、そう長く続くものではないらしい。
武士の時代から庶民・商人の時代へと変わった江戸時代のこと。


天下の副将軍 黄門さま。
日本全国を秘密裏に探索し倒幕を企てる動きがあれば
印籠で?懲らしめてやるという・・話。


そんなことは無い。黄門さまは藩内(水戸)から出たのは1度だけ。
作り話だ。・・と学者先生は書物・文献から、「真実は・・」と語る。
しかし、歴史とは、書物・文献の類は、後の権力者によって
(その権力者の都合良く)書かれているものだ。


(それは、現代でもちゃんと引き継がれている。
 権力者の都合良く、行政府の記録が改ざん・廃棄・未記録・・と
 後々の結果に合わせて武勇伝を書きやすいようにだ。)


黄門さまが全国を行脚したのが真実で、それを隠したのではないか?とも
考えられる。さらに作り話であると思い込ませるために大袈裟に脚色された。
「見回り将軍」が必要なほど倒幕を企てる者(藩)が多かった?
つまり 幕府の力が絶大なものではなく、隙有らば・・・という世の中だった。
平和なのは、江戸の中心部のみで地方は荒れ放題だった。
絶対権力と平和の世を目指した「家康」の名を汚さぬよう称え仕った幕府重臣が
忖度に忖度を重ね続けた・・・・今で言う「官僚の性」だった。


すでに 「愚策マスク配り」の自画自賛に多くの官僚が鉛筆舐め舐め物語を
書き恥めた・・らしい。